cam grinder
カムグラインダー
今度のエンジンはカムシャフトを備えています。
これを作らなければならないのでStrictly I.C. Engine Magazineに載っていたカムグラインダーを作りました。
原図のままでは大きすぎて私の機械では加工仕切れません。
１インチ＝１６mmでリサイズして作りました。
できあがった全部品です。
モーターやギアーの大きさに合わせてあちこちアレンジが必要だったためできあがるまでに結構時間がかかってしまいました。
組あがった状態です。砥石を回転させるモーターは秋葉原のジャンク屋さんで７００円也で購入しました。ミシン用と書いてありました。
このモーターを１００Ｖ ACで回したのですがものすごい勢いでまわってしまいます。
そこら中のねじが振動でバラバラになるような勢いでまわります。あまりのすごさにびっくりし、同じ大きさのモーターを使っているコッピングソーがありましたのでこれを分解してみました。するとなにやらこれには制御回路が付いていました。この回路から電源をとり、回すと常識的な範囲のまわり方をします。と言うことでカムグラインダーを使うときはコッピングソーが一緒に登場することになりました。
この機械用のマスターカムです。Little Herculesの図面からつくりました。実物の３．５倍の大きさです。
吸気用と排気用でカムの形が変えてあります。
真鍮で試し削りをしました。当たり前の話ですがマスターの形をよく再現してくれます。後は行程に従ってそのうち本番作業です。
余談になりますがこのカムグラインダーは次に予定しているOffenhauserのカムもできる大きさになっています。
やっと本作業に取りかかれます。
