breather, cam gear prop.hub and magnet holder
今回は小物ばかりです。前回のエンジンで苦労した電気系統、タイミングなど出来るだけ簡単に調整できるようにいろいろ作りました。
 作成したものです。左側がブリーザーとそのキャップ。下がブリーザーパイプ固定金具、右側がカムギアーです。Breather and breather tube clamp, gears |
 ブリーザーパイプ固定金具の作成です。これはエンジンの性能とは全く関係ないアクセサリーです。形が複雑なので段取りをしっかりしないと後の作業が出来なくなります。そう言う意味では機械加工のおもしろさがありました。 making the breather tube clamp |
 上は完成品、下はその材料です。快削鋼の棒材から切り出したものです。material for the clamps and finished clamps |
 ギアーの加工です。やといにはめ込んで作業しました。これでしっかりと把持できますし、センターも出ます。turning the gear |
 カムシャフト側のギアーの最終段階の穴あけです。最近はセンターのみケガキ、後はCADで求めた座標を元にDROを使い穴あけをしてしまいます。信頼できるDROのおかげで作業が大変早くなりました。ギアーは端材の丸棒に瞬間接着剤で固定してあります。 Drilling the gear in last stage using DRO. I checked only the center point with center finding scope and drill with the DRO. The coordinate of each point were decided by CAD. |
 加工の終わったギアーです。クランクシャフト側の２５ｔギアーは厚みを薄くしただけです。 どちらも既製品のモジュール１のギアーを加工しただけです。 歯切りまではしてありません。 そのうちインボリュートカッターで歯切りにも挑戦してみたいものです。 Cam gear. I used ready made module 1gears and processing them. |
 カムシャフト側ギアーを組んでみました。バルブタイミングをカムギアーを組んだまま微妙に調整できます。一目盛り２度。２０度可変出来ます。 目盛りつけが以外と難しく苦労しています。（必ず予行演習がまだ必要です！？） ロータリーテブルのバックラッシュを出さないよう一方向回転のみでやっているのですがそれでも一番左の端と２番目の目盛りの間が少し狭くなっているがわかります。 I will be able to adjust the balve timing under the assemled condition of cam. |
 プロペラハブ、プロペラワッシャー、トランジスタイグニション用磁石保持金具です。prop. hub and washer and magnet holder. |
 磁石保持金具も可動にし、組んだままの状態で点火時期を４０度可変出来るようにしました。これで点火時期とバルブタイミングはかなり自由に正確に設定できるのではないでしょうか。前回苦労しましたから・・・・ こちらの目盛りはわりとうまく切れました。 I will be able to adjust the ignition timing easily too. |
