ロッカーアームの作り直しをはじめました。
この作業はCNCが活躍します。しかしどうしても思ったような精度が出ません。
あちこち気になるところがあります。
と言うことで大々的にフライスの再改造を試みました。


I started to make rocker arm again.
But I could not be satisfied with the accuracy of my milling machine.
So I tried to re-adjust it

かねてから気になっていたモーターマウント部分。 手回しでハンドルを回すと、剛性不足を感じます。 ひとつひとつつぶして行くつもりでマウント部分を作り変えました。 真鍮製のスペーサーから20Φアルミのスペーサーに変更しました。 剛性は格段にアップしました。 First I changed the spacer for motor mount. Brass hexagon spacer changed into thick A2017 spacer.

背部の補強版固定ねじ。 板自体は15mm　ｓ５０ｃ　鋼板でがっちりですが、固定ねじが････ Screws on the reinforcing plate is too thin.

数を倍にしました。 太さも変えたかったのですがもともとのコラムが華奢でM10のボルトを立てるのはちょっと厳しそうなので数でカバーしました。 The column is too fragile to change the screws into bigger size, so I changed the number of screws.

ついで送りねじの台形ねじ化。 はじめからついていたねじは調整当初はバックラシュが0.07くらいには収まったのですが、使っていくうちにどんどん増えて0.15を超えるようになってしまいました。 これではどうもと言うことで台形ねじ化をしました。 本来ならボールねじがベストかと思うのですが、オークションを見ても適当なサイズが見つかりません。新品はあまりに高すぎます。（本体価格より高くなりそう） と言うことで台形ねじにしました。 台形ねじのバックラッシュに関しては以前フォームカッターを作ったときにチェックして満足いく精度が確認できています。 と言うことで台形ねじで行くことにしました。 Then I changed the lead screws on X and Y axis. The back lash of the former screws became 0.15 and it is too big for accurate cutting. I checked the backlash of the trapezoid screw in making the form cutter and I knew that is in good value.

フランジナットを鋼材に埋め込んでいます。 Flange nut in the steel block.

X軸は１６ｍｍ　リード3mm Y軸は12ｍｍ　リード2mm　左ねじです。 実はY軸が左ねじであることはばらしてみて気がつきました。 このときにはすでに右ねじを発注してありました。 あわてて左ねじも注文。結構な出費を強いられました。 finished.

ところが左ねじは第三国製。機械にセットするとはっきりわかるほどのバックラシュがあります。 X軸との差は歴然。 と言うことで先に買った国産の右ねじを使うことにしました。 左が国産。右は第三国製。 手回しだと普通と逆に動いてしまいますが、CNCで使う分には設定をかえるだけでOK. とにかく精度が大事なので国産品を選びました。 フレキシブルカップリングもよく緩みます。 固定ねじをM3からM4に、、ねじ数も一本から4本へと変更しました。 これで完璧でしょう。 動かしてみるとX軸（16mm）のバックラッシュは0.07、 Y軸（12mm）は0.08でした。 後は機械原点とワーク原点あわせの方法を何とかしなくては。 I bought CCW trapezoid screws which was made in another country, because I could not found it in ordinary catalog. But the accuracy is obviously deferent from Japan made screw. So I had to remake it by Japan made CW screws. Left is Japan made.

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