今回はカムシャフトです。
前側シリンダーと後ろ側シリンダーのカムシャフトはギアー駆動されるので回転方向が逆になります。
そしてクランクシャフトは時計回り。
両シリンダーの内側が吸気バルブ、外側が排気バルブ。
よーく考えないと間違えそうです。何度も確認しました。大丈夫そうです。

This time I made cam shaft.
The defection of rotation of two cam shaft is reversed and intake valve of both cylinder are located between cylinder,
I had to take care not to mistake the valve contour.
I checked it again and again.

タイミングチャート、カムの形などの図面です。 極めて穏やかなタイミングになっています。 高速でバリバリ回るより、ドドーンドドーンとゆっくり回る音を楽しみたいのでこんなタイミングにしました。 The drawing of cam shaft and timing chart.

今回はフライスを使ってカム製作をしてみようと考えました。 テストピースをフライスのテーブルにセットしたロータリーテーブルにセットしました。 みどり矢印で示すスコヤはカムの角度を見るためのものです。 I tried to cut cam with milling machine, I set the trial piece on the rotary table on the mill table. Green arrow show the square to check the position of the test piece.

カムに一本中心線を入れて、これがスコヤの垂直線と一致するようにセットします。 ロータリーテーブルはこの状態を0度にセットしました。 To set the rotary table zero and fix the test piece on it like this.

あとは図面に従って5度ずつ回し、必要量を切削していけば完成するはずです。 Then mill out on every 5 degree.

テストピース完成です。 completed.

十分満足いく形になりましたので、この線で行くことにしました。 It is good enough.

本番です。 まず粗削り。 Now I started on real material. rough turning.

次いでカム間の溝切。 Turn between the cam.

片方の仕上げ切削をしています。 Finish turn.

フライスにセットしていよいよカム切削です。 テストピースでうまくいっているので楽勝です。 Set on the rotary table

チャックからの突き出しが大きいのでセンターで押さえています。 I used counter center.

反対側のシャフトを必要なサイズに切削します。 Turn the contralateral side.

ふと気が付いたのですが、日研のコレットなのですが韓国製だったんですね。 I happened to know that NIKKEN collet is made in Korea

外径は完成しました。 completed.

ここで気が付いたのですが、前側カムシャフトがドリブンギアーと干渉してしまいます。 図面をよく見れば一目瞭然なのですが、見落としていました。 この部分にホールセンサーディスクをセットする予定なので切り落としてしまうわけにいきません。 3Φまでサイズを落とせば干渉は避けられます I found that the driven gear touch the cam shaft. If I checked the drawings carefully I could find it but I mistook it. I had to reduce the diameter to 3mm.

ということで3Φに切削しました。 T turned

キー溝を掘っています。 cut the key way

完成しました。 この後も次々と不具合が見つかり苦戦しています！ completed. I found another problems, I am struggling with them.

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