ぼちぼちと調整しながら少しずつ組みはじめました。
ウィンドサーフィンの一番いい時期なので作業はおろそかになりがちです。

I started to assemble the engine little by little.

シリンダーヘッドの吸排気ポートの穴あけです。 上下にも左右にも角度がついていますので、CADデータを頼りにセットします。 drilling the intake and exhaust port.

吸気ポートの穴あけです。ドリルチャックにくわえられているドリルロッドが鉛直方向です。 Drilling the intake port. The small bar shows the vertical.

赤矢印で示すケガキ線がポートの中心線です。 The line shown by red arrow is center line.

レーザーファインダーも使ってみました、 どちらでも大差ないですね。 I used laser finder. Both of them are not so different.

吸気ポートです。 intake port

排気ポート側です。 実物を見たことがないので何とも言えませんがかなりフランジ取り付け面に対して斜めになっています。 Exhaust port

バルブスプリングコンプレッサーです。バルブは4個しかないのですが、無しでは親指の爪が持ちそうもありません。専用を作りました。 Valve spring compressor. There are only four valves, without this compressor, my thumb nail will be broken. I made it for this valve.

こんな感じで指で押せます。 簡単な道具ですがなくてはできないですね。 I used it. It is very simple tool but without this, it will be hard.

バルブのリークチェックです。 前回ちゃんとしたものを作ったのすぐテストできます。 Valve leak checker.

片方のシリンダーヘッドではリークはわずかで、すり合わせだけでリークを許容範囲に収められました。 On one cylinder head both valve leaks little and they became OK with fine adjustment.

すり合わせ後のシート面です。 ところがもう一つのシリンダーでは吸排気両バルブとも盛大に漏れてしまいました。 すり合わせでどうにかなるような気がしません。 After fine adjustment with valve seat compound, But on another cylinder head, both valve leaked a lot. I thought it was impossible to stop it only by lapping,

と言うことでシートカッターを作りました。 ４５°と60°のものは前回作ったものが流用できます。 30°だけは外径が小さくて流用できないので作りなおしました。 So I decided to make valve seat cutter. I can use 45 and 60 degree cutter which were made in previous time, but 30 degree cutter was to small and I made another one.

刃先部分に焼きを入れ、治具にセットして逃げをつけています。 5度ほど逃げを取りました。 Grinding on the grinder.

角度アダプター部の拡大です。 これも前回作ってあるので比較的簡単に研磨ができました。

出来上がりました。そのままでは切れすぎで食い込みますので刃先をダイアモンドやすりで軽く殺しました。 finished.

30-45-60のシートカッタです。 これらを使い面を仕上その後バルブコンパウンドですり合わせ、二つ目のシリンダーヘッドのバルブリークも許容範囲に収められました。 Using these cutter, I adjusted the valve seat and the leak became under tolerance.

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