今回はキャブレター製作時に使う極細ドリル用ドリルプレスです。G.H.ThomasのWorkshop　Techniquesに詳細が載っています。

完成した部品です。比較的単純なものばかりですが、軸にガタがあるとまずいので気を使って作りました。J1テーパー用のキーレスチャックが非常に高価でした。

軸を押すための部品です。

モーターとモーターマウント部材です。

主軸スプラインにかみ合う部分です。部品を真鍮で作りロウ付けした後、手作業で細かい調整をしてあります。

スプライン部分の拡大。ここは滑らかに動かなければいけないところなので２０００番ラップでとも擦りをしました

とも擦りが終わりました。表面は非常にきれいになり滑らかに上下できます。円盤より向こうはドリルロッドそのままです。後になりこの部分も研削しました。

当初使う予定で購入した表面処理してあるメタルベアリングです。非常に滑らかに動くのですが、０．０５くらい大きくできているため、主軸にあそびが出てしまい使用を断念しました。代わりに快削燐青銅でブッシュを作りました。非常に寸法がシビアーなので結構大変でした。

完成しました。下に写っていいるもう一つのアームは刻印用アタッチメントです。

クローズアップ

キーレスチャックと０．４mmドリルです。一回の送りは０．２から０．３mm、ダイアルゲージをセットできるようにします。 キーレスチャックはアルブレヒト。

周辺機器が完成しました。いよいよエンジン本体にかかれそうです。

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