今回は旋盤のクーラントシステムの取り付けです。ミストは吸入すると体に悪そうなので切削油を使うシステムも併用できるようにしました。

オイルタンクの蓋を開けました。中はこんな状態。

一部をウェスでふき取りました。 切り子というより赤土べったりといった感じです。

中をエンジンクリーナーで灯油を吹き付け洗浄しました。 洗浄液もやはり赤土色。 赤土だとまずいと思いいろいろ調べました。 ここに記載がありました。なんと赤土＝関東ローム層が赤いの鉄錆のせいなのだそうです。 要するに錆でも赤土でも似たような物のようです。 良く洗う以外にないので、廃油まみれになりながら洗浄しました。

洗浄が終わりました。

蓋と新たに作ったパッキン。そして沈殿槽用の塩ビパイプを耐油性エポキシ接着剤で蓋に取り付けました。 吸引用穴（赤矢印）とは別に 蓋を開ける際にオイルを抜くドレーン穴（黄色矢印）も新たにあけました。

旋盤に取り付けました。

ロックラインとチューブの接続部です。

実際に使ってみました。チャック近くなるとオイルが飛び散ります。

クランクシャフト用ドリルロッドの旋削です。 非常にキレイに削れます。 期待通りでした。 ちなみに切削油は新日石　ユニカットテラミDS15を使いました。

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