今回はオイルサンプです。原図では貯留槽と配管部がロウ付けで書かれています。これは簡単ですが一度つけてしまったらはずせません。何度も調整で分解組立が必要になる私のエンジンではこれはちょっと冒険過ぎます。と言うことで取り付け取り外しが出来るタイプに変更しました。

This time I made oil sump assembly.
By the original drawings, oil sump and pipes are silver soldered
When they are silver soldered, it is impossible to remove from crank case.
For my engine, it will be not so good.
So I changed them to removable.

貯留槽部分です。２０φ真鍮棒から作りました。はじめに配管が通る穴あけをしました。 Oil sump. It was made from 20mm diameter brass rod.

その後中ぐりをして、両サイドの蓋部分のねじ切りをしています。 原典では取り外しを考慮していないので片側は盲端に終わっています。 Thread cutting

いきなり完成写真です。取り外しを考慮した仕組み以外は旋削とねじ切りの作業のみです。どういう構造にするかに大半の時間を費やしました。 completed.

クランクケース側配管です。クランクケース部にはテフロンオイルシールを作ってあります。 Oil inlet (crank case side)

オイルポンプ側配管です。サンプ内のオイルを吸引し、オイルタンクへ戻します。 oil outlet (oil pump side)

組んでみました。 Assembled

クランクケースに取り付けました。原典のままだとこの状態でロウ付けしてしまうので、取り外しは不可能です。 On the crank case

こんな感じです。 Another view

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